TOEIC Part5は合計30問の文法を問われるパート。
その中で品詞問題は毎回7問程度出題されるのだとか。
なおこのパートは、英文自体は訳せなくても文構造がわかれば正解が導けたりするし、
文構造の理解が深まればPart6,7の長文の理解にもつながってくるので、
勉強のコスパは良いパートだと思う。
あと個人的に好き。
Part5の基本的な解答の流れとして
1, 問題文を最初から読み、文の構成(SVOC)を把握していく
2, 空欄に来たら選択肢を確認し、適切な形の品詞の選択肢を選ぶ
3, 意味が通るか確認する
というようになる。
初めに選択肢を見るという人もいると思うが、
個人的には英文の流れや全体像も読み取っていきたいので、このステップで解答していく。
まずは文の形から!
結局はこれがPart6,7にも活きてくると思っている。
さて品詞問題を解くにあたって大事なのは
1, 文構造の把握
2, 品詞の見極め
だと思っている。
1, 文構造の把握 – SVOCがそろっているか?
一つ問題を挙げます。
・ABC school students can ___ to play tennis at XYZ club tomorrow’s class.
(A) expect
(B) expected
(C) expects
(D) expectantly
という問題があったとしましょう。
でこの文の中でSVOCどれが欠けているか、あるいは欠けてないのかを確認して
答えを選んでいきます。
このケースは
S: ABC school students(ABCスクールの生徒)
V: 欠けている
O: to play tennis(テニスをすること)
となっています。(Cはない SVOの形)
なので空欄には動詞を入れることになります。
次に選択肢を見ていきます。
(A) 動詞の原形
(B) 過去分詞、動詞の過去形
(C) 動詞の複数形
(D) 副詞
となっています。
空欄に入れるべきは動詞なので候補は(A)と(C)ですが、
空欄の前には助動詞「can」があるので直後に来るのは動詞の原形です。
なので答えは(A)ということになります。
こんな感じで選択肢を絞って空欄に当てはめていきます。
品詞の見極め
文構造がわかっても、そこに適切な選択肢を選んであげないといけないので、
選択肢それぞれのの品詞を見極めることが必要になってきます。
また単語自体の意味は分からなくても、単語の語尾で品詞を判断できます。
主なパターンを書いておきます。
名詞
|
動詞
|
形容詞
|
副詞
|
品詞は文構造を判断するために必要な知識なので、
ここを理解すると他のPartの文を読むうえでも役に立つと思う。
Part5対策におすすめの本貼載せておきます。でる1000!
個人的にも世話になりました。
TOEIC全体の対策なら公式問題集が王道かな
コメント